【大証】大阪取引所を見学してきました!





大阪・北浜にある大阪取引所を見学してきたので、紹介したいと思います。

株式市場とは

2017年12月26日

大阪取引所の場所

大阪取引所のある北浜は、東京の兜町と並んで日本の二大金融街の一つとして知られる、大阪のビジネスセンターの一つです。

また、世界初の先物取引が行われた場所でもあります。

大阪メトロ堺筋線、京阪本線の「北浜駅」直結ですので、雨の日にも濡れずに行けます。

地上から見た外観は、歴史を感じさせる風格があります。

大阪株式取引所の創設の発起人となった五代友厚の銅像です。2004年に建てられました。

俳優ディーン・フジオカさんが、朝ドラ『あさが来た』で演じたことで話題となった人物です。

1階アトリウムには株式や先物・オプションの市況情報をリアルタイムに表示する巨大なビジョンがあります。

現物市場は日経平均株価構成銘柄、JPX日経インデックス400構成全銘柄および関西企業の株価を見ることができます。

こちらは誰でも入ることができるスペースですので、投資家と思しき方達が熱心にビジョンを眺めていました。

先物取引発展に尽力した先人達を紹介したパネルも展示されていますので、投資家として勉強になりました。

OSEギャラリー

OSEギャラリーは、株式や先物・オプションについて学べる日本取引所グループの施設です。

個人の場合は事前予約の必要はなく、見学無料となっています。

1階アトリウムにあるこちらの大阪取引所専用エレベーターで4階まで上がり、警備員さんがいる受付で住所(都道府県のみ)と氏名の記載をします。

そして、同じエレベーターでギャラリーのある5階まで上がります。

館内は写真撮影OKです。

大阪取引所の前身の「大阪株式取引所」の株主名簿です。

先頭には大阪株式取引所の発起人である五代友厚の名前が記されています。他にも鴻池や三井、住友などのビッグネームの名前も連なっています。

創設時の貴重な記録や文献、当時立会場で使われていた電話やレシーバー、札などの史料が展示されています。

立会場で使われていたハンドサインが動画と写真で紹介されていました。

こちらのシュミレーション端末では、株式やデリバティブの模擬売買を体験をしながら取引の仕組みを学ぶことができます。

展示スペースはそれほど広くはありませんが、株式、先物などの証券市場について学ぶことができるので、投資家であればぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

詳細情報

大阪取引所 OSEギャラリー

所在地:大阪市中央区北浜1-8-16
電話番号:06-4706-0800

開館:月曜日~金曜日(休業日除く)9:00~16:30(最終受付16:00)

・専用エレベータで4階までお越しください。
・施設利用状況により、ご見学いただけない場合がありますのでご了承ください。
・団体見学(10~40名)をご希望の方は事前にお問合せください。