突然ですが、あなたはお金がなくなることに不安を感じていますか?
買い物をしてお金を支払う度に、
「あ〜、またお金使っちゃった。」
と罪悪感を感じてしまっている方も多いのではないでしょうか。
私はある時、お金の本質とも言うべき「お金を支払う時の心の持ち方」を知って実践を続けていると、お金に対するメンタルブロックがはずれ、本当にお金に困らなくなりました。
今回は、その簡単な方法を紹介したいと思います。
お金を支払う=何かを受け取っている
まず経済学の視点で見ると、お金とは「価値の交換」としてのツールです。
このことは、お金の本質と深く関わる部分でもあります。
もっとわかりやすく言うと、お金とは豊かさを得るための手段なのです。
つまり、お金を支払うことでそれに見合ったモノやサービスを受け取っているのです。
例えば、コンビニで大好きなスイーツを買ったら、甘いものを食べて心が満たされて幸せな気分になるはずです。
このスイーツが200円だとしたら、あなたは「200円」と「幸せな時間」を交換していることになるのです。
気付きましたか?何も失っていないですよね。
お金を使うとたしかに財布の中の現金は減ったように見えるかもしれませんが、自分の元には形を変えて何かが入ってきているのです。
このことに気付いて、お金を支払う度に「入ってきているもの」に意識を向けるようにしてみましょう。
無駄遣いが無くなる
お金を支払う=何かを受け取っているということに気付いて、そこに意識を向けるようにしていると、無駄なものにお金を使うことがなくなりました。
例えば、気分が乗らないような飲み会は、会費5,000円を支払ったとしても得られるものは少ないか、もしくはただお金と時間を無駄にしてしまうことになるので、極力断るようにしています。
また、セールで安くなっているからという理由だけで、着るかどうかもわからない洋服なども買わなくなりました。
どちらも、お金を支払っても代わりに何かを受け取るという実感がないと考えられるからです。
この習慣が身につくと、本当に価値のあるもの、必要なものだけにお金を使うようになれます。
失敗から得られるもの
私は投資を始めたばかりの頃、損切りするのが遅れて大きな資金を失いました。
その時私は、
「これを糧にして、もっと早く損切りの判断ができるようになろう!」
と考えました。
この失敗で失ったお金よりも、「損切りできなかったという経験を得たこと」に意識をフォーカスしました。
今となってはこの経験は、損切りの大事さを痛感できるようになったと言う意味で貴重な財産です。
ある経験から「お金を失った」と捉えるか、「何か得るものがあった」と捉えるかは考え方一つです。
得られるものに意識を向ける方が、間違いなく豊かさを引き寄せられます。
まとめ
お金を使うことに罪悪感や嫌な気分を感じたり、癖となってしまったお金に対する意識を変えるには、小さな積み重ねが必要です。
ここで紹介した方法は、今日から誰にでも簡単にできて、しかもとても有効です。
ぜひ実践してみてください。