実は社会貢献!宝くじの収益金の使い道





宝くじなんて当たるわけがない。

そんなことわかっていても、「宝くじを買うんじゃない。夢を買うんだ!」と希望に胸を膨らませ、宝くじを購入する方も多いのではないでしょうか。

宝くじの種類

宝くじと一口に言っても、日本では色々な種類の宝くじが販売されています。

普通くじ

組・番号などがあらかじめ印刷された宝くじ券を購入し、後日当せん番号が発表され、番号が一致していれば当選金が受け取れるという、おなじみのタイプの宝くじです。

普通くじには、「ジャンボ宝くじ」「全国通常宝くじ」「ブロック宝くじ」の3種類があります。

平成29年の年末ジャンボ宝くじ(第731回 全国自治宝くじ)の1等当せん金は7億円、1等の前後賞は1億5,000万円でした。

1等の前後賞とは

1等の当せん番号と「同じ組番号」で「末尾の数字が1つ違い」のものを指します。

例えば1等が「00組123456」であれば、「00組123455」と「00組123457」が前後賞となります。

ビンゴ5

縦・横3マスずつ、計9個のマス目のうち、中央(フリー)のマスを除いた8マスに記載された5つの数字の中から1つずつ、計8つの数字を選ぶ「数字選択式」のビンゴのような宝くじです。

ロト

自分で好きな数字を選ぶ「数字選択式」の宝くじです。

選ぶ数字の数が違う「ロト7」「ロト6」「ミニロト」の3種類があります。

選ぶ数字が増え、難易度が上がるほど高額当せんが狙えます。

ナンバーズ

自分で好きな数字を選ぶ「数字選択式」の宝くじです。

4ケタの数字を選ぶ「ナンバーズ4」と、3ケタの数字を選ぶ「ナンバーズ3」の2種類があります。

スクラッチ

券を削ったその場で「当たり」・「はずれ」がわかる宝くじです。

当せん金はジャンボ宝くじのように高額ではありませんが、手軽に楽しめるという点が人気です。

宝くじの購入状況

一般財団法人日本宝くじ協会が、平成28年行った「第14回宝くじに関する世論調査」をみると、宝くじの購入状況に関するいろいろなことがわかってきます。

宝くじの購入経験者

宝くじを過去に 1 度でも購入したことのある購入経験者の割合は76.4%となっており、多くの人が宝くじを買っていることがわかります。

宝くじ購入経験者 8,115万人 76.4%
宝くじ人口(最近1年間に1回以上宝くじを買った人) 5,219万人 49.1%
宝くじファン(最近1年間につき1回以上宝くじを買った人) 1,044万人 9.8%

出典:一般財団法人日本宝くじ協会「第14回宝くじに関する世論調査」を元に作成

最近1年間に購入した宝くじの総額

最近 1 年間の宝くじ購入総額では、「1 万円超~3 万円以下」が全体の 14.3%(購入者ベース29.0%)、「5,000 円超~1 万円以下」が全体の 12.9%(購入者ベース 26.0%)、「5,000 円以下」が全体の 10.5%(購入者ベース20.9%)となっています。

また、最近 1 年間の購入者のうち、約 76%が「3 万円以下」、約 47%が「1 万円以下」となっており、少額の購入者も多いことがわかります。

最近1年間で宝くじをいくら購入したかという平均購入総額をみると、非購入者を含む全体で 13,550 円、購入者ベースでは 26,650円となっています。

宝くじの購入理由

宝くじ(数字選択式宝くじ以外)の購入理由は、「賞金目当て」が61.9%と「宝くじには大きな夢があるから」が42.5%でトップ2となっています。

そのほか「遊びのつもりで」32.9%、「当たっても当たらなくても楽しめるから」32.9%となっています。

反対に、宝くじを購入しない理由は「当たると思わないから」59.3%がトップで、「全く興味がないから」40.6%、「くじ運に弱いから」17.6%が続きます。

インターネットを通じた宝くじの購入

数字選択式宝くじ(ロト7・ロト6・ミニロト・ナンバーズ3・ナンバーズ4)は、インターネットで24時間(一部の時間は予約扱い)購入することができます。

2018年1月現在の取扱金融機関は、「ジャパンネット銀行」「みずほ銀行」「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」「楽天銀行」の5行となっており、これらの銀行のいずれかに、インターネットバンキングが利用できる口座を持っていることが条件となります。

参考:数字選択式宝くじインターネット購入|宝くじ公式サイト

インターネットで宝くじを購入できることを知っているという人は27.8%で、意外と知られていないことがわかります。

ちなみに、一部の銀行のATMでも、ロト・ナンバーズの購入をすることができます。

賞金の希望額

「ジャンボ宝くじ」の 1 等と前後賞を合わせた賞金の希望額をみると、「1 億円」が15.3%、「1 億円未満」が14.3%、「3 億円」が13.9%となっています。

「宝くじで億万長者!」という、大きな夢を持ってジャンボ宝くじを買っているということがわかります。

収益金の使い道

宝くじは、販売総額のうち、賞金や経費などを除いた約40%が収益金として、高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などに使われています。


出典:宝くじ公式サイト

宝くじは買っても、当せんしなかったらお金を損した気持ちになるかもしれませんが、わたし達の身近なところで、収益金が社会貢献事業に使われているようです。

たしかに、公園の遊具やベンチなどに、宝くじのロゴマークが入ったものをよく見かけますね。

当選金に税金はかかる?

「宝くじの当選金に税金はかかりますか?」という質問をよく聞きます。

結論から言うと、宝くじの当選金に関しては、所得税や住民税や消費税もかかりません。

宝くじの収益金の使い道として、約40%が発売元である地方自治体へ収められます。

これが税金と同じようなものであり、いわば購入金額の中にすでに税金が含まれているというわけです。

ですので宝くじに当たったら、当選金全額をそのまま受け取ることができます。

ただし、一度受け取った当選金を家族を含む他人に渡すと、年間110万円を超える部分については「贈与税」がかかりますので注意が必要です。

まとめ

宝くじは、一攫千金の夢を見させてくれるだけではなく、はずれてしまってもそのお金が社会貢献に役立っていると考えれば、単なるギャンブルと考えるのは早計かもしれません。