アインシュタインも絶賛!複利の効果





天才物理学者アインシュタインは「数学における最も偉大な発見は複利である。」と言い、 複利の効果について「宇宙で最強の力」とも言っています。

単利と複利の違い

単利

単利とは、元金に対してのみ利息が付くものをいいます。

例えば、元金100万円で年率10%の利息が付く場合
100万円×10%=10万円
つまり元金の100万円と合わせると1年後の資産は110万円になります。

2年後には同じく10万円の利息が付くので資産は120万円になります。
3年後 130万円
4年後 140万円



と順調にいけば10年後には資産が200万円になります。

複利

一方、複利運用とは、元金だけでなく、元金に対して生じた利息に対しても利息が付くものをいいます。

つまり、利息が利息を生んで膨らんでいくということです。

前述の例と同じく元金100万円で年率10%の利息が付く場合、
1年後は100万円×10%=10万円となり資産110万円になるところまでは同じです。

複利効果の力はここからです。

さらに2年後には元金+利息=110万円に対して利息が付くので
110万円×10%=11万円の利息が付き、2年後資産は121万円に増えています。
3年後 133万1000円
4年後 146万4100円

と順調に増えていき、

5年後 161万510円
6年後 177万1561円
7年後 194万8717円
8年後 214万3589円
9年後 235万7948円

なんと、10年後には259万3742円になります。

単利運用と比べると、実に約60万円の差が生まれました。

毎月5万円を年利10%で複利運用すると?

月々5万円を積立てて、年利10%で運用した場合、30年後にどうなるでしょうか。

複利で運用した場合、なんと1億396万円になります。

投資金額の合計1800万円は何もしなければそのままですが、複利で運用することで大きな利益生まれるのです。

複利の効果は、投資期間が長ければ長いほど大きくなります。

投資は早く始めれば始めるほどよいと言われるのは、このことからもわかると思います。

iPhoneアプリで複利計算をする方法

iPhoneの計算機アプリでも、簡単に複利計算をすることができます。

まず、元金の『1,000,000』を入力します。

利息が10%ということは、つまり1.1倍になるということなので
『×』『1.1』『=』を押すと、「1,100,000」と1年目の資産が表示されます。

続けて『=』を押すと「1,210,000」と2年後の資産が表示されます。

このように『=』を押していくだけで、iPhoneで簡単に複利計算をすることができます。

まとめ

運用でお金が増えてくると、ついついそれを引き出して使ってしまいたくなると思います。

でも、ちょっと待ってください。

増えたお金を複利運用で再投資したら、あなたの資産は加速度的に増えていきます。

わたし自身も複利の効果を利用し、元金10万円で始めたFX投資で資産を加速度的に増やすことができました。

複利の力を味方につけて、資産運用していきましょう。