知らないと損をする!クレジットカードの分割払いとリボ払い





お買い物をする際に、便利で欠かせないものとなっているクレジットカードですが、使い方を誤ると思わぬ損をしてしまうこともあります。

賢く使って、クレジットカードと上手に付き合いましょう。

分割払いとリボ払いの違い

「分割払い」と「リボ払い」の違いは、買い物をした額の支払い回数を指定するか、毎月の支払い額を指定するかという違いです。

分割払い

「分割払い」とは、支払回数を決めて支払いをする方法です。

例えば、10万円の買い物をした時、10回払いを指定すれば、月々1万円+利息の支払いを10か月間行うことになります。

一括払い、2回払い、ボーナス一括払いであれば金利手数料は無料ですが、分割回数が増えれば金利手数料も高くなります。

リボ払い

「リボ払い」とは、毎月の支払い金額を決めて支払いをする方法です。

例えば、毎月の支払い金額を1万円に指定した場合、10万円のお買い物をした時には10回払いとなります。

リボ払いの金利は各クレジット会社とも大体年率15〜18%となっており、毎月の返済額にこの利息がプラスされます。

また、リボ払いでは、余裕がある月には返済額を増額させることができるので、月々1万円、ボーナス月は5万円というような返済方法も可能です。

リボ払いの落とし穴

リボ払いを利用した場合、追加でお買い物をしたとしても、月々の返済額は変わらないので、返済の元本が増えている実感があまりありません。

その結果、気付いたら借金が膨れ上がっていたなんて、恐ろしいことにもなります

借りている金額が大きくなれば、その分支払う利息額も大きくなるので、利息ばっかり支払ってなかなか元金は減らず、いつまで経っても返済が終わらないということになってしまいます。

また、クレジットカード会社によっては、リボ払いにするとポイントがより多く付与されることもあるので、一見お得に感じてしまいます。

どうしても分割払いやリボ払いを利用する場合は、金利手数料の面や使い過ぎを防ぐ観点からも分割払いの方がいいでしょう。

その場合も、余裕ができれば繰り上げ返済をしてできるだけ早期の完済を目指し、金利手数料の支払いを抑えるようにしましょう。