女性におすすめする資格・技能





わたしは、学生時代から資格を取得するのが好きで、たくさんの資格を保有しています。

学生時代は、就職活動に有利になるという理由で受けたものもありますが、今でも、その時勉強した知識が実生活で役立っています。

そこで、わたしが女性におすすめしたい資格・技能を4つに絞って紹介したいと思います。

これらは、資格として形に残るだけではなく、実生活に役立つ知識も習得できるものです。

就職や転職の「武器になる資格」を取りたいと考えている女性の参考になれば幸いです。

秘書検定

秘書の職務に必要な知識、一般知識、マナー・接遇などが学べます。

例えば、よく日常で「とんでもございません。」って使いますよね。

実はこれ、日本語としては間違っていて、正しくは、「とんでもないことでございます。」なのです。

このような、正しい敬語の使い方についても出題範囲となっています。

試験概要

試験科目 【理論】必要とされる資質・職務知識・一般知識
【実技】マナー・接遇・技能
準1級・2級・3級は選択問題(マークシート方式)と記述問題。1級はすべて記述問題。
1級・準1級は、筆記試験合格者に面接が課されます。
試験日程  3級・2級/6月、11月、2月 準1級・1級/6月、11月
合格基準  理論・実技のそれぞれの正解率が60%以上
1級・準1級は筆記試験合格と面接試験合格で合格

受験資格に制限はありませんので、誰でも受験することができます。

面接試験

秘書検定の1級と準1級には面接試験があります。

面接といっても、難しいものではなく、問われるのはビジネスの場にふさわしい「人柄のよさ」です。

わたしが秘書検定の面接対策の講義で教わったのは、「キャビンアテンダントをイメージすること」でした。

確かに、キャビンアテンダントは誰からも好感が持たれる所作やマナー、メイク法を訓練されています。

面接試験を受けられる際は、ぜひキャビンアテンダントのような「感じのよさ」を意識してみてください。

難易度

合格率(第112回)
1級 28.8%
準1級 36.6%
2級 57.6%
3級 72.9%

就職や転職に有利となるには、準1級まで取っておきたいところです。

ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー(FP)の試験では、資産運用や保険、税金、相続など、お金に関する幅広い知識について学び、資格取得後は、金融機関で活かせるだけでなく、自分自身のお金の管理にも役立ちます。

銀行、保険会社などでは、取得を奨励しています(義務付けている会社もあります)から、金融機関への就職・転職を希望していれば、FP3級は必須の資格と考えていいでしょう。

試験概要

現在ファイナンシャル・プランナー資格には5つの種類があります。「FP技能士」は国家資格、「AFP」と「CFP®」は日本FP協会認定の民間資格です。

3級FP技能士

《受験資格》
誰でも受験できます。

《合格基準》
・学科試験
60点満点で36点以上

・実技試験
【日本FP協会実施】100点満点で60点以上
【金融財政事情研究会実施】50点満点で30点以上

2級FP技能士

《受験資格》
次のいずれか一つに該当すること
・日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者
・3級FP技能検定合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を要する者

《合格基準》
・学科試験
60点満点で36点以上

・実技試験
【日本FP協会実施】100点満点で60点以上
【金融財政事情研究会実施】50点満点で30点以上

1級FP技能士

《受験資格》
学科試験
次のいずれか一つに該当すること
・2級FP技能検定合格者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
・FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者

実技試験
次のいずれか一つに該当すること
・1級FP技能検定学科試験合格者
・CFP®認定者
・CFP®資格審査試験全科目合格者

《合格基準》
・学科試験
200点満点で120点以上

・実技試験
【日本FP協会実施】100点満点で60点以上
【金融財政事情研究会実施】200点満点で120点以上

AFP

1級・2級FP技能検定合格者が、AFP認定研修を受講し、日本FP協会へ登録を行うことで「AFP認定者」となります。

CFP®

《受験資格》
AFP認定者で、CFP®試験第1日目において20歳以上であること。

《合格基準》
合格ラインは合格発表時に各課目ごとに日本FP協会のホームページに掲載されます。

難易度

FP技能士3級の学科試験合格率はおおむね50%前後、2級は35%前後、1級は10%前後となっています。

宅地建物取引士

「宅建士」と呼ばれ、不動産取引に関するプロフェッショナルを目指せる資格です。

不動産会社には、事務所ごとに従業員5人あたり1人以上の割合で宅建士を設置しなければならない、と定められているため、不動産業界へ就職・転職を考えている方には宅建資格は有利となるでしょう。

また、資格を持っているだけで毎月1〜5万円程度の「資格手当」が支給される会社もあります。

試験概要

《受験資格》
誰でも受験できます。

《合格基準》
50問中35問以上

難易度

合格率はおおむね15%前後となっています。

独学で合格も目指せますが、出題範囲も広く、法律や専門的な知識も必要になりますので、最短で合格を目指すなら、スクールに通うことをおすすめします。

日商簿記検定

簿記検定は、経理のスペシャリストを目指せる資格です。

試験概要

試験科目・時間  合格基準  試験時期
1級 商業簿記・会計学
1時間30分
工業簿記・原価計算
1時間30分
 70以上
ただし、1科目ごとの得点は40%以上
 6月第2日曜日
11月第3日曜日
2級  商業簿記・工業簿記
2時間
 70%以上  6月第2日曜日
11月第3日曜日
2月第4日曜日
3級  商業簿記
2時間
 70%以上

年齢や学歴等の受験資格はありませんので、誰でも受験できます。

難易度

 標準学習目安  合格率
(第146回)
1級  5カ月以上/約500時間  8.8%
2級  3~4カ月以上/約200時間相当  47.5%
3級  1~2カ月以上/約70時間  50.9%

3級であれば独学で合格も目指せますが、2級になると難しくなりますので、スクールに通うか、通信講座を利用することをおすすめします。

2級を持っているなら、一般企業の経理業務だけでなく、税理士事務所での補助業務もできるレベルです。

おすすめの資格総合スクールはLEC

独学で資格の勉強をすれば、確かに費用を抑えることができます。

しかし、独学の場合はどの教材を選んでいいかもわからず、また途中で挫折してしまいがちです。

その点、資格スクールや通信講座を利用した方が多少費用はかかりますが、効率よく勉強ができる分、一発合格を目指せるので、結果的に時間と費用の節約になると思います。

もし、どの資格スクールがいいか迷った時は、総合資格スクールのLEC東京リーガルマインドをおすすめします!

LECは、北から南まで全国に学校がありますし、幅広い講座があるのが魅力です。また、ご自身の学習スタイルに合わせて、通学や通信講座を選択することも可能です。

早期申込で割引になる特典もありますので、資格取得を考えているなら早めの申し込みがお得です。

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まとめ

わたし自身、ここで紹介した資格は4つすべて保有していますが、持っていて損をすることはありません。

どの資格も、持っていると社会的にも評価されますし、持っていてよかったと思うものばかりです。

資格の勉強でスキルアップして、「なりたい自分」になりましょう!