私は、仕事が嫌で嫌で仕方がなかったときに、宮本佳実さんの本を読んで会社を辞める勇気をもらいました。
もし今、自分自身の働き方やキャリアについて悩んでいる方がいらっしゃたら、参考になれば幸いです。
宮本佳実さんのプロフィール
出典：http://yoshimimiyamoto.com/
作家/ワークライフスタイリスト
１９８１年生まれ、愛知県出身高校卒業後、アパレル販売員、一般企業、司会者を経て、２８歳でパーソナルスタイリストして起業。名古屋で「女性のためのスタイリングサロンビューティリア」をオープンさせる。
サロンはブログのみのブランディング集客で全国各地からお客様が訪れるサロンに成長。その経験から多くの人に「好きなことで起業する楽しさ」を伝えたいとコンサルティング活動を開始。
現在はサロンを組織化し、自身はワークライフスタイリストとして女性の新しい働き方・生き方（＝ワークライフスタイル）を提案。書籍やSNS、セミナーや講演を通して、考え方やスタイルを発信している。
好きなことを、好きな時に、好きな場所で、好きなだけ♡
宮本佳実さんのことを知ったきっかけは、たまたま本屋で『可愛いままで年収1000万円』という本を手に取ったことです。
その時私の中では、世の中の年収1000万円以上を稼ぐ人って、朝から晩まで働いて、おしゃれなんかしている暇はない！っていうイメージだったので、「可愛い」と「年収1000万円」が結びつきませんでした。
ワークライフスタイリストという肩書で活動されている宮本さんは、『好きなことを、好きなときに、好きな場所で、好きなだけ』というコンセプトで、女性の新しい働き方・生き方を発信しています。
当時の私は銀行員として働き、毎朝の満員電車通勤、職場での人間関係、仕事に対するプレッシャーというストレスまみれの生活でしたので、宮本さんの唱える『好きなことを、好きなときに、好きな場所で、好きなだけ』というライフスタイルはキラキラして見え、憧れの存在でした。
と同時に、「そんなライフスタイルは、私には叶えられっこない」とも思っていました。
普通の会社員が「今日も明日もイヤな予定は一つも入れない」なんて無理ですから。
今から思えば、仕事は辛いけど、そこそこのお給料を捨てて会社を辞めてしまうのはもったいない、と自分の人生の可能性に蓋をしていたのだと思います。
会社を辞める決心をする
まもなく入行してから丸10年を迎えるようとしていた時、「仕事が嫌なら辞めてもいいんだ。」「自分に合った働き方は他にもあるはず。」ということを考えるようになりました。
もっと自分が輝ける場所があるはず、もっと自分の人生を楽しみたい！
その時の私は軽いうつ病で、心から笑うことがなくなっていました。ふとした瞬間に、電車の窓に映る自分の虚ろな表情に驚いたのを覚えています。
このままずっと、この会社で働き続けるのは無理だということを感じていました。
正直決断するのは勇気がいりました。
でも、私は一歩踏み出す勇気を出し、上司に退職の意思を伝えました。
FXの勉強を始める
退職を決意してからFXの勉強を始めました。
銀行員はFXや株式などの投資を行うことを禁止されているので、在職中は取引ができません。
退職したらすぐに取引を始められるように、勉強とデモトレードをして準備をしていました。
そして銀行を退職し、10万円を元手にFX取引を始めると、最初は損失の方が大きかったのですが、だんだんと安定的に利益を上げられるようになり、半年後には1か月のトレードでのトータルの利益が、会社員としての給料を上回ることができました。
トレードといっても、1日中チャートに張り付いている訳ではないので、自分の自由な時間はたっぷりとあります。
私が憧れだった『好きなことを、好きなときに、好きな場所で、好きなだけ』というライフスタイルが今現実になっています。
この本に出会っていなかったら、今でも不満だらけの仕事を、文句だらだら言いつつも続けていたでしょう。
その意味では私にとって、人生を変える一冊となりました。
宮本佳実さんの言葉
宮本さんの著書やブログを読んでいると、「もっと自分の好きなように生きていいんだ」という勇気をもらえます。