「FXのことはよくわかったし、やってみたい!」
「けど、取引を始めるにはどうしたらいいの?」
という方のために、実際にFX取引を開始するまでの流れについて説明します。
基礎知識を学習する
FXを始める前に、まずは最低限、FX取引で使われる用語、売買方法、レバレッジの仕組みなどの基礎知識について理解しておきましょう。
それから、外国為替の市場参加者、レートはなぜ動くのか、円高・円安、経済指標といった事項についても学ぶ必要があります。
また、常日頃から経済ニュースを見る習慣をつけていきましょう。
口座開設
様々なFX取引会社から、自分に合った会社を見つけたら、口座開設の申込みをします。
その際、名前・住所・生年月日が記載された証明書による本人確認が必要となります。
本人確認書類
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・住民票の写し 等
マイナンバーの通知
2016年1月から、FX取引会社にマイナンバーの通知をすることが必要になりました。
マイナンバーは、マイナンバー通知カード、個人番号カードにより確認できます。
入金
口座開設が完了したら、取引口座へ資金を振込みます。
それが証拠金となり、取引を始めることができるようになります。
必要な証拠金額は、通貨ペアごとに決まっていますので、FX取引会社のホームページ等で確認してください。
わたしは、10万円を入金するところから取引を始めました。
多くのFX取引会社では「クイック入金」という、即時入金サービスを行っています。
これは、インターネットバンキングを使って、振込をした資金が24時間即座に取引口座に入金され、証拠金に反映されるというサービスです。
外国為替市場は24時間動いていますので、急激な相場変動の際の証拠金の不足にも対応できます。
入金手数料も無料の会社が大半です。
とても便利なサービスなので、インターネットバンキングの口座をお持ちでない方は、FX取引口座と合わせて、取引銀行のインターネットバンキング口座も開設しておくのがおすすめです。
取引開始
証拠金の入金ができたら、いよいよ、実際の取引ができる状態になりました。
誰でも、一番初めの注文ボタンを押すのは緊張するものです。
緊張してボタンがなかなか押せずに、タイミングを逃すこともあるでしょう。
新規注文(エントリー)
FXでは、新規注文を出すところから取引が始まります。
新規注文が成立すると、ポジションを保有している状態になります。
為替レートは刻一刻と変動していますので、含み益、または、含み損も変動していきます。
証拠金が今いくらあるかを考えずに、闇雲に新規注文を出していくと、どんどんレバレッジが上がっていくことになります。
その状態で損失が膨らんでいくと、最悪の場合ロスカットといって、強制的に決済されることになりますので、常に証拠金がいくらあるのかを確認し、金額には余裕を持つようにしましょう。
決済注文(エグジット)
為替レートの変動のタイミングを見て、取引を終了させる注文を決済注文といいます。
これにより損益が確定し、一つの取引が終了します。
FXを始めたばかり頃は1回の取引毎に「〇〇円の利益だ!」とか「〇〇円損した…」とかいうことを考えてしまいがちですが、投資の世界はトータルで考えて利益が出ていればいいのです。
極端な話10回中4回負けても、後の6回勝てればいいのです。
一つの取引の損益に一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、一つの取引が終わる度に、新規注文のポイントと決済のタイミングを振り返り、何が良かったのか、または悪かったのかを検証することを繰り返し、次の取引に生かしていくことです。
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