日本人の預金残高1053兆円
日本では、日銀のマイナス金利政策で、金利はほぼ0なのにも関わらず、 銀行や信用金庫などの預金残高は2017年3月末時点で、過去最高の1053兆円となっています。
その昔、高度経済成長期には、郵便局の定期貯金にお金を預けておくだけで年率10%を超える利息が受け取れる時代でした。
その頃は高い金利のおかげで「ただ定期貯金にお金を眠らせておくだけ」でお金が増えていったので、投資の必要性は低かったのかもしれません。
時代は変わり、今現在銀行の普通預金の金利は年率0.001%、定期預金でも0.01%程度です。
このような、空前の低金利時代では全額銀行預金に預けておくだけでお金が増えることは期待できません。
また、2019年10月から消費税率が8%から10%に引き上げられたり、年金の支給開始年齢が引き上げられたりと、将来の不安を挙げたらきりがありません。
少子高齢化が急速に進む日本においては、年金制度自体がどうなるかもわかりません。
老後の生活費を年金だけで賄うというのは、困難と言わざるを得ません。
こんな時代を生き抜くには、できるだけ若いうちから「お金を働かせて」資産運用していくことが大切です。
投資は社会を豊かにする
銀行の預金に眠っている1000兆円超の資金が、投資によって市中に流れ出れば、一気に景気回復に繋がります。
企業に投資をするということは、 それだけ企業は多くの資金を集めることができます。
集めた資金で新しい工場を作ったり、事業を拡大することで、雇用が生まれたり、従業員の賃金アップに繋がります。
賃金がアップされれば、多くの人が買い物をしたり、サービスを受けたり、より多くの消費をするようになります。
そして、企業は売上を上げることができます。
また、企業の売上が上がれば、税収を増やすことができ、 消費税や他の税収に頼らなくても良くなっていきます。
このように、大切なお金をすべて銀行に預けて寝かせておくのではなく、 投資を上手く活用することで、 経済が循環して景気が良くなり、老後の年金等に対して不安も減り、 また経済的にも豊かになっていきます。
これからの時代、 投資の学習というのはますます必要になっていきますし、 それによって、本人だけではなく、社会全体が豊かになっていくと考えることができます。
投資の鉄則
投資は必ず余裕資金で行いましょう。
FXは少額の資金で取引できる点で、投資初心者でも始めやすい思います。
また、FXと聞くと『危険』『ギャンブル』というイメージを抱く人が多いように思います。
わたしも投資を始める前まではそうでした。
実際、投資にはリスクがつきものですが、正しい知識を身に付ければ必要以上に恐れることはありません。
まとめ
投資の知識は誰もが勉強して当たり前という時代に入っていきます。
正しい投資の知識を身に付けて、賢くお金を増やしていきましょう。